趣味愉楽 詩酒音楽          《まことに人生、一瞬の夢、 ゴム風船の、美しさかな。》

 
 
 
 

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Feierlich, misterioso...

 昨日はオーケストラ・ポミエさんの演奏会へ。おめあてはブルックナーの交響曲第9番。
 あらためて、ブルックナーのオーケストレーションは実に下手くそである。楽器間の音量バランスにかなり無頓着であって(特に管楽器)、普通に吹いたらまず聞こえないようなメロディラインがいくつもある。
 そして楽章内における楽想のぶつ切り感。第9番だととりわけ第3楽章に顕著である。ころころと曲調が変わっていくから聴衆はついていけない。いわゆるノれない音楽。
 
 ブルックナーの交響曲は、カトリック教会音楽に深く根差しつつ、交響曲の伝統のもとで樹立した、現代音楽である。それはおよそ日本人の感性からは遠く遠くへだたったところにある音楽である。聴衆のほとんどが「?」を浮かべていたとしてもそれは仕方がない。文化があまりにへだたっているのだから!

 第3楽章の第2主題への移行句に突如あらわれるワーグナー・チューバによる下降音階旋律。やっぱり涙が出た。
 ブルックナーはこの第3楽章で主にもっとも近づいたのだろうとおもう。ブルックナーの交響曲は、常軌を逸した、神秘的な音楽である。

ブルックナー:交響曲第9番ブルックナー:交響曲第9番
(2006/11/08)
ジュリーニ(カルロ・マリア)

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ブルックナー:交響曲第9番ブルックナー:交響曲第9番
(1999/11/20)
ヴァント(ギュンター)

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 これぞ決定盤という演奏・録音には残念ながら、めぐりあえていないけれど、2つの衝撃的な演奏。
 
 
 
 
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プロフィール

めが

Author:めが
大阪在住、岡山出身。

岡山朝日高校(管弦楽部)、大阪大学(法学部)から会社員(教育系)へ。

【興味関心】
詩(ヘッセと中原中也)
音楽(とくにバッハとブルックナー)
モータースポーツ(とくに1984年~1993年のF1)
グランツーリスモ、スポーツカート
ブルックナー研究

 
 
 
 
 
 
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