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伝説になれなかったマシンにこそ

 期待していた以上の濃密な最新刊。

GP CAR STORY Vol.8―ベネトンB192・フォード (SAN-EI MOOK)GP CAR STORY Vol.8―ベネトンB192・フォード (SAN-EI MOOK)
(2014/06/07)
不明

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 予算的・時間的な制約のなかで堅実かつ扱いやすいマシンづくりを目指して、年間を通じては常に上位争い、ベルギー・スパではシューマッハーが初優勝。シャシーの素性の良さ、フォードV8の軽さと非常に高い信頼性、低速域でのメカニカルグリップの向上およびタイヤへの負荷軽減等々、きわめて学ぶところの大きいマシン。
 レギュレーションがおおらかだった20数年前当時において、その年のグランプリを席巻するようなマシンはおおかた抜群のエンジン性能を持ちあわせていたり、あるいは最新鋭のハイテク・デバイスが盛り込まれていたりと、極度の化け物マシンであることが多く、それもまたレギュレーションが変われば勢力図もがらりと変わるといったところ。
 だが、B192は本当に基本に忠実なマシンづくりがなされていて、それでいて当時のモンスター・ライバルたちと互角に渡りあっており、予選ではかなわなくてもレース本番では最後まで粘り強く戦えるその根っからの信頼性の高さ・タイヤにやさしいマシンづくりは、いまなお参考にすべき模範だとも言える。

 グランプリ・タイトルを勝ち取れるチャンスがあるのは、良くも悪くも、その年の規則の中での、最強のマシンだということ。しかしその最強のマシンから必ずしも教訓が得られるわけではないこと。そういうふうなことを強く感じた。(今年のF1グランプリが終了した時点でも、もしかしたら同じようなことを思うのかもしれない。)マクラーレンMP4/4やウィリアムズFW14Bは確かに伝説的な最強マシンだ。でもそれらから学び、応用できることというのは案外少ないのかもしれない。
 
 
 
 
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プロフィール

めが

Author:めが
大阪在住、岡山出身。

岡山朝日高校(管弦楽部)、大阪大学(法学部)から会社員(教育系)へ。

【興味関心】
詩(ヘッセと中原中也)
音楽(とくにバッハとブルックナー)
モータースポーツ(とくに1984年~1993年のF1)
グランツーリスモ、スポーツカート
ブルックナー研究

 
 
 
 
 
 
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