趣味愉楽 詩酒音楽          《まことに人生、一瞬の夢、 ゴム風船の、美しさかな。》

 
 
 
 

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逸脱と調和

 バッハは同時代人の中で、間違いなく、最も自由に音楽を表現した作曲家である。

J・S・バッハ:平均律クラヴィア曲集 第1巻 (2CD)J・S・バッハ:平均律クラヴィア曲集 第1巻 (2CD)
(1997/02/25)
鈴木雅明(チェンバロ)

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 前奏曲とフーガという伝統的な形式の中でこそ、彼は雄弁になる。伝統と規則の中で彼はますます自由奔放にふるまう。これがバッハの醍醐味である。これぞという神がかり的なインスピレーションをほとんどそのままの形で破綻なく表現するということは、至難の業である。しかし彼はいともたやすくそれをやってのける(ように見える)。
 24の調すべてを用いるということ以外でのこの曲集の技術的なコンセプトは(前奏曲に顕著だが)、アルペジオ。そして内容的なコンセプトは(フーガに顕著だが)、キリスト教的な世界観。根っこは教会音楽家であるからか、バッハの音楽はたとえ世俗ジャンルであっても神の痕跡が(特定の音型として)随所に現れる。
 最後の24曲目のロ短調フーガから1曲目のハ長調前奏曲へ続けて聴いてみると、より楽しめる。
 
 
 
 
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プロフィール

めが

Author:めが
大阪在住、岡山出身。

岡山朝日高校(管弦楽部)、大阪大学(法学部)から会社員(教育系)へ。

【興味関心】
詩(ヘッセと中原中也)
音楽(とくにバッハとブルックナー)
モータースポーツ(とくに1984年~1993年のF1)
グランツーリスモ、スポーツカート
ブルックナー研究

 
 
 
 
 
 
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