趣味愉楽 詩酒音楽          《まことに人生、一瞬の夢、 ゴム風船の、美しさかな。》

 
 
 
 

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"Die Frage nach der Technik"

 文庫版が出たので買って読む。

技術への問い (平凡社ライブラリー)技術への問い (平凡社ライブラリー)
(2013/11/12)
マルティン ハイデッガー

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 技術(テクネー/Technik/Kunst)を問う中で、ハイデガーの思索は芸術(Kunst)へと至る。
 『芸術作品の根源』の後記でハイデガーは、芸術とは謎であるから、芸術を問うことは謎に「遭遇」することだという趣旨のことを述べている。『技術への問い』でもそのスタンスは変わりない。しかし、『問い』と『根源』を照らしあわせると、彼の思索の道すじはよりいっそうはっきりと見えてくる。
 
 芸術は、たんに職人の技(ワザ)から発展したのではない。また芸術は、われわれの主観が美的な(感性的な)対象としてとらえるためにあるものでもない。ましてや、国家の文化創造の一分野などでは決してない。
 芸術は、根源的な開けの場として、呼びだされ、しつらえられたものである。そこで垣間見える切迫した生の真実味こそが美なのである。
 ハイデガーは技術が支配する現代に、人間の根源的な閉鎖状況を感じ取り、それを「危険」と述べたうえで、あの詩人のことばを引用する。

しかし、危険のあるところ、
救うものもまた育つ。
              (ヘルダーリン)



 解決策や答えは用意されていない。ただ言えるのはこのことだけである。

・・・人間はこの大地に詩人的に住む。
              (ヘルダーリン)



 ことば/思索は、存在(Sein)への敬虔となる。
 
 
 
 
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プロフィール

めが

Author:めが
大阪在住、岡山出身。

岡山朝日高校(管弦楽部)、大阪大学(法学部)から会社員(教育系)へ。

【興味関心】
詩(ヘッセと中原中也)
音楽(とくにバッハとブルックナー)
モータースポーツ(とくに1984年~1993年のF1)
グランツーリスモ、スポーツカート
ブルックナー研究

 
 
 
 
 
 
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