趣味愉楽 詩酒音楽          《まことに人生、一瞬の夢、 ゴム風船の、美しさかな。》

 
 
 
 

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To wait for "__________________"

 待つということ。

「待つ」ということ (角川選書)「待つ」ということ (角川選書)
(2006/09)
鷲田 清一

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 (芸術)作品と対峙しているときの時間の流れかたというのは、なにかを待っているときの時間の流れかたと似ているのでは、という直観からこの本を手にとってみた。それが正しかったのかどうかは、よくわからない。
 予兆を感じ、あてどなく待つ。決して到来しえぬもの、来らぬものを待つ。そういう待ちかたは、作品存在への向き合いかたにどことなく似ているような気がしてならない。
 決して到来しえぬ(であろう)ものを待つという行為は、祈りの本質に迫っているようにも思う。ここではおそらく、なに《を》祈るかということよりも、なに《に》祈るかということが重要であろう。ひとりの人間存在が祈り待つ相手先はおそらく、なにかしらの超越的・包括的な存在だろう。
 私たちにとって(芸術)作品とは何だろうか。
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ab+ac+ad+bc+bd+cd(a,b,c,d:正の整数)で表せない正の整数は無限にあるか

 整数問題で暇つぶし。

大学への数学 2014年 09月号 [雑誌]大学への数学 2014年 09月号 [雑誌]
(2014/08/20)
不明

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 「9月の宿題」というコーナーの問題は、とっつきやすそうで、しかし一歩足を踏み入れるとにっちもさっちもいかない。

   ==============================================
    ab+ac+ad+bc+bd+cd   (a, b, c, d は正の整数) で
    表すことのできない 正の整数は 無限個 存在するか
   ==============================================

 ひとり3日考えて、僕ではとうてい手におえないので、4日目に同僚(数学専門)に質問したら、同僚はほんの3、4時間で解答をまとめあげてしまった。さすがにこの難問をすぐには解けまいと思っていたから感嘆。理系礼讃。
 
 
 
 

Feierlich, misterioso...

 昨日はオーケストラ・ポミエさんの演奏会へ。おめあてはブルックナーの交響曲第9番。
 あらためて、ブルックナーのオーケストレーションは実に下手くそである。楽器間の音量バランスにかなり無頓着であって(特に管楽器)、普通に吹いたらまず聞こえないようなメロディラインがいくつもある。
 そして楽章内における楽想のぶつ切り感。第9番だととりわけ第3楽章に顕著である。ころころと曲調が変わっていくから聴衆はついていけない。いわゆるノれない音楽。
 
 ブルックナーの交響曲は、カトリック教会音楽に深く根差しつつ、交響曲の伝統のもとで樹立した、現代音楽である。それはおよそ日本人の感性からは遠く遠くへだたったところにある音楽である。聴衆のほとんどが「?」を浮かべていたとしてもそれは仕方がない。文化があまりにへだたっているのだから!

 第3楽章の第2主題への移行句に突如あらわれるワーグナー・チューバによる下降音階旋律。やっぱり涙が出た。
 ブルックナーはこの第3楽章で主にもっとも近づいたのだろうとおもう。ブルックナーの交響曲は、常軌を逸した、神秘的な音楽である。

ブルックナー:交響曲第9番ブルックナー:交響曲第9番
(2006/11/08)
ジュリーニ(カルロ・マリア)

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ブルックナー:交響曲第9番ブルックナー:交響曲第9番
(1999/11/20)
ヴァント(ギュンター)

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 これぞ決定盤という演奏・録音には残念ながら、めぐりあえていないけれど、2つの衝撃的な演奏。
 
 
 
 

時のお散歩

 日々同じ道を歩きながら、日々景色は移ろいゆく。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)
(2008/11/19)
グレン・グールド

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 変わってゆくもの、変わらないもの。静かな時の流れ。変幻自在の30のヴァリエーション。
 
 
 
 

ひでおのいきがい

 実家の自室は時が止まっている。
 学生時代の書籍・CDを保管していることもあり、また社会人一年目を岡山で過ごしたこともあり、中学高校時代、大学時代、そして社会人1年目の記憶をいやでも思い出す。
 おととい帰省したらアコースティックギターが転がっていた。誰のものか聞くと妹が学生時代に買って(今年から社会人だそうな)、実家に持ってかえってきてそのままだという。適当にコードを鳴らしてみたり、メロディを弾いてみたり。鍵盤楽器のほうが楽しいというのが結論。
 バッハの平均律第1巻や無伴奏ヴァイオリンの楽譜をもってピアノに向かう。しばらく弾く。気分転換にブルックナーの交響曲の重要な和声進行をさらってみたりする。愉悦のひととき。
 自室に戻り、棚を眺める。大学受験参考書から仕事の本まで。7、8年分の記憶が不気味に横たわっていた。CD周辺を見ると、中学高校時代から録りためていたMD(金がないもんだから図書館のCDを片っ端から録音していた。)もやはりそのままにある。そして、くりかえしくりかえし聴いて、またもういちど聴きたくなる録音に再会。

R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」、他R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」、他
(2009/09/16)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 プレヴィン(アンドレ)、オジェー(アーリーン) 他

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 プレヴィンがとやかく言わず、オケが彼らの音楽を奏でる。それがいいのだ。
 実をいうと、後半の《4つの最後の歌》が逸品。マーラーの第9交響曲に通ずる、あの最終の美。たそがれ時を思わせる、終焉の美。極上の余韻を残しながら、音楽は夕闇に消えていく。
 
 
 
 
プロフィール

めが

Author:めが
大阪在住、岡山出身。

岡山朝日高校(管弦楽部)、大阪大学(法学部)から会社員(教育系)へ。

【興味関心】
詩(ヘッセと中原中也)
音楽(とくにバッハとブルックナー)
モータースポーツ(とくに1984年~1993年のF1)
グランツーリスモ、スポーツカート
ブルックナー研究

 
 
 
 
 
 
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