趣味愉楽 詩酒音楽          《まことに人生、一瞬の夢、 ゴム風船の、美しさかな。》

 
 
 
 

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ブログの移行

 アマゾンの商品リンクが貼れなくなったのでもはや移転せざるをえず。

 ここへ移行した。

 http://bachundbruckner.hatenablog.com/

 プロフィールからリンクをたどれば過去のすべてのブログにアクセスできる。

 移転せずに済むならそれにこしたことはないが、そのときどきで、やむをえないこと、ままならないこともある。

 (新)趣味愉楽 詩酒音楽
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嵐の前の

 6月は充実していた。
 仕事が忙しく後半は少し体調を崩していたが、それでも前半は極めて充実していた。井上&野田の『フィガロ』新演出のプレミエに訪れることができたし、その1週間後にはタリス・スコラーズの演奏会にも足を運ぶことができた。
 新演出フィガロは日本人の感性に強く訴えかけるもので、それでいて音楽や筋書きに破綻をきたすこともなく、あっという間の一夜だった。
 映画『アマデウス』でサリエリがうんざりしながら褒めちぎっていた、あのラストの「許し」の場面、本当に心憎く、涙がとめどなく溢れた。どたばた喜劇の最後の最後に、ここまで美しくも清らかな音楽で、音楽そのもので、観客を泣かせる作曲者に、脱帽。
 スコラーズは抜群の和声感でもって生き生きとしたポリフォニーを組み立てていた。パレストリーナのミサ曲を頂点に、アンコールの最後にトマス・タリスを入れることも忘れない粋な演奏会でもあった。中学時代にCDを聞いて即ファンになった、あこがれのタリス・スコラーズを生で聞けて最高だった。
 また月末にはドイツ語検定があり、そのための勉強も集中的に行うことができた。大学1回生・2回生のころにやっていたことを思い出しつつ、また知識を整理しつつ、単語を覚え、語法の復習をし、試験本番に臨むということは久しぶりのものであり、新鮮だった。

 最後に、かねてから興味のあった、京都市美術館でのルーブル美術館展へも訪れた。絵画に対してはあまり執着もこだわりもないのだけれど、ヨーロッパの歴史文化生活風俗に少しでも近づきたいという思いがあって観に行くのである。
 唯一、つよく惹かれるのは17世紀の静物画である。だいたいが暗い背景であり、その前に果物やら花やらナイフやら地図やらボードゲームやら鉄製・ガラス製の器やら異国の珍品やらはく製やら人骨やらがどさっと置いてある静物画。その生々しさ、はかなさに大変引き込まれる。30年戦争やハプスブルク家からの独立戦争などが続き、気候の寒冷化や疫病の万延あるいは魔女狩りなど、およそ考えられうる最悪の時代状況のなかで、画家は静物画に何を見たのか。そしていま我々は何を見るのか。世界大戦中のアートに惹かれるのとまったく同じように、17世紀のアートにも惹かれる。(この時代の静物画ばかり集めた画集が欲しくてたまらない!)
 19世紀の絵画になると、構図や対象や色づかいなどがだんだん現代人の感覚に近づいてくるのも改めて感じた。だいたいぱっとみて年代がわかってしまう。産業革命以後の人間の内面などほとんど変わってなどいない(と信じている)。

 7月開始すれば、あとはお盆まで、休まらずや。
 
 
 
 

再生

 ドイツ語検定3級の合格に向けて勉強を再開しようと思う。
 学生時代のうちに挑戦しておけばもっと効率的だったわけだが、当時はそうは思わなかったわけだから仕方ない。合格に向けて勉強するなかで単語力や読解力をつけて、ブルックナーに関する文献を読めるようになることを望む。
 またその過程でウィーンやリンツに旅することも考えている。動けるうちに動いておかなければ後悔する。

 この3年間は、はっきりいってかなりの時間を仕事関係のことにとられてしまったが、会社員としての足場を固めるうえで必要だったと考える他ない。おかげで学習にふさわしい住環境を手に入れることができたのだからそれはそれでよしとしよう。これからは本当に自分がやりたいこと、為すべきことをやっていこうと思う。(生活のために、仕事はせねばならぬのが辛いものだ。)
 
 どうせ最後は自分ひとりでこの世を去るしかない。やりきったと思える人生にしたい。自分が為すべきと思えたことをやり遂げたと納得できる終わりにしたい。
 こういうことを学生時代のうちに気づけていれば、あるいは高校時代に気づけていれば、と思わなくもないが、それが限界というものである。
 
 
 
 

ここ7年間まとめ

 ここ数年の記憶が非常にあいまいで困るので少し文字にして振りかえっておきたい。

 2015年度(平成27年度)26歳 大阪勤務3年目
 豊中市へ引越し
 GWは熊本へ

 2014年度(平成26年度) 25歳 大阪勤務2年目
 八尾居住2年目
 GWは静岡へ
 お盆は北海道へ

 2013年度(平成25年度) 24歳 大阪勤務1年目
 八尾市へ引越し
 GWは金沢へ
 お盆は信州へ

 2012年度(平成24年度) 23歳 岡山勤務1年目(新卒)
 岡山へ帰省
 GWは大阪へ
 お盆は横浜へ

 2011年度(平成23年度)22歳 阪大4回生
 2010年度(平成23年度)21歳 阪大3回生
 2009年度(平成23年度)20歳 阪大2回生
 2008年度(平成23年度)19歳 阪大1回生
 

 いまぐらいの度胸とコミュニケーション能力があれば学生時代はもっともっと充実していたのだろうが、そもそもそれらを学生時代に身につけていったのだと考えれば致し方ない。
 阪大オケに入っておけばよかったのかどうか、その答えを今も出せずじまいにいる。そして、文学部に入っておけばよかったのかについても。人生は短いが、程々に長い。始めるのに遅すぎるということはない。
 あるいは、すべては高校時代にさかのぼる。その時点で、すべて決まっていたようにも思える。
 結局のところ自分はブルックナーの音楽に行きつくしかなかったわけであり、そういう風な存在として死んでいきたい。ただの会社員としてではなく。
 
 
 
 

まこといと高きところから

 降りそそぐ、清らかなる声。
 ブルックナー モテット集(エディンバラ聖メアリー大聖堂聖歌隊他)

 日本語版アマゾンには出ていなかったものだが、梅田茶屋町のタワレコで発見即購入。オーストリア・カトリックの伝統のもとブルックナーが生涯を通じて作曲をつづけた合唱曲の数々。
 彼の合唱曲を知ること、それは彼自身の歩みを知ること。
 幸いかな、清らかなるもの。
 
 
 
 
プロフィール

めが

Author:めが
大阪在住、岡山出身。

岡山朝日高校(管弦楽部)、大阪大学(法学部)から会社員(教育系)へ。

【興味関心】
詩(ヘッセと中原中也)
音楽(とくにバッハとブルックナー)
モータースポーツ(とくに1984年~1993年のF1)
グランツーリスモ、スポーツカート
ブルックナー研究

 
 
 
 
 
 
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